緑内障とは

緑内障は視神経が進行性に障害され、それに伴って視野(見える範囲)が徐々に狭くなる病気です。
一度障害を受けた視神経は再生することがないため、狭くなってしまった視野を治療により回復することはできません。また、片目にそのような変化が起こっても、普段私たちは両方の目を使って生活しているため自覚をしにくく、自覚症状がでてきたときにはすでに視野障害がかなり進行していることも少なくありません。
また、日本眼科学会が2000年9月から2001年10月にかけて行った多治見スタディとよばれる大規模な疫学調査によると、40歳以上の日本人の約20人に1人の割合で緑内障の患者さんは隠れていると報告されており、決して珍しい病気ではありません。
このような背景から、厚生労働省研究班の調査によれば現在緑内障はわが国における中途失明原因の1位となっています。
緑内障で将来困らないためには症状が出てくる前の眼科検診が非常に重要といえるでしょう。
これといった症状がなくても構いません、

一度お気軽に検診にお越しください。

緑内障の治療ポイント

緑内障の悪化原因には眼圧(目の硬さ)が関与していることが分かっており、治療はまずは点眼で眼圧をさげることから始まります。緑内障の点眼薬は日進月歩で次々と新しい点眼が開発、販売されてきており、多くの緑内障患者さんはこれらの点眼薬を組み合わせて使用することで生涯にわたり見え方に苦労せず過ごしていただく事が可能です。
また一部の患者さんは点眼薬を組み合わせて使用しても眼圧が下がらない、視野障害の進行が止まらない、アレルギーや持病で使用できない点眼薬がある、などの理由で手術が必要になる場合があります。緑内障手術は根治治療ではなく、手術で眼圧をさげて、その後も引き続いてこまめな管理、治療を要する病気です。そして何よりも適切な手術時期を逸しないことが非常に重要になります。

当院では手術が必要と判断した場合には岡山県下でも非常に多くの緑内障手術を行っている岡山済生会病院を始めとする近隣の基幹病院と密に連携をとり、手術前後のケアにも取り組んでおります。

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