近視抑制治療(低濃度アトロピン点眼治療)中の患者様へ

当院ではこれまで、近視の進行抑制を目的としてマイオピン点眼を処方しておりましたが、国内で薬事承認されたリジュセアミニ点眼液0.025%に移行することとなりました。

リジュセアミニ0.025%について
リジュセアミニ0.025%は、これまでのマイオピンと同様にアトロピンを成分とする点眼薬で、近視の進行を抑制する効果が認められています。従来の0.01%製剤に比べて進行抑制効果がより高いことが期待される一方で、瞳孔の拡張やまぶしさなどの副作用が少ない濃度として承認されています。衛生面にも考慮され、1箱30本入り(1か月分)で、1回使い切りタイプになります。

移行の理由

・より効果的な近視進行抑制効果が期待できるため
・国内での薬事承認により安全性が確認された製剤であるため
・防腐剤フリーのため

現在マイオピンをご使用中の患者様は、次回の診察時にリジュセアミニ0.025%への切り替えのご案内を致します。

ご注意点
・点眼方法はこれまでと同様に1日1回就寝前の点眼です。
・副作用がご心配な場合はご相談ください。
・効果には個人差があり、全ての患者様に同様の結果が得られるわけではありません。
・1箱(30本) 4400円 となります。
【治療の費用】
検査・診察+リジュセアミニ0.025%x3本=17200円※検査・診察代4.000円 眼鏡処方1,400円
※この治療は自由診療です。(保険診療や子ども医療費助成制度は適応されません)
※混合診療になるため低濃度アトロピン点眼治療中は近視に対する保険診療はできません。
※治療は2年以上継続していただくことをお勧めいたします。

近視進行抑制治療は継続することが大切です。
ご不明な点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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小児の最新近視治療マイオピン

副作用が少ない、低濃度のアトロピン(0.01%)点眼でも近視の進行抑制効果が60%程度あることが分かり、最近の研究は、最も近視進行抑制があるのはこの低濃度アトロピン点眼薬だとされています。

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